17歳の豆たろうさん。そして初心にかえる。
豆柴犬の豆たろうさん、17歳。
ここのドッグランが大好きで、お預かりするといつもたくさん歩いて、思う存分満喫してくれていました。
ところが、お家での早朝、突然鳴き叫び始めたそうです。飼い主さまからお電話をいただき、一緒に動物病院へ。診察の結果、加齢による脊椎の変形や軽いヘルニアからくる神経麻痺ではないか、とのことでした。
突然足腰が立たなくなり、豆たろうさん自身もパニックになってしまったのかもしれません。
「ここで歩き過ぎちゃったかな……」とも思いましたが、長年の積み重ねによるものだそうで、しばらくは安静に過ごすことになりました。
お一人暮らしの飼い主さまは、突然の出来事にとても不安になられたようです。日々のお世話のお疲れもあり、再び数日間お預かりすることになりました。
足に優しい芝生のお庭、ご自宅よりも広いお部屋、いくら鳴いても大丈夫な環境。
そして、私がこれまで老犬のお世話を通して積み重ねてきた経験や知識。
今の豆たろうさんには、そうした環境が必要だと思ってくださったようです。
そのお気持ちが、とても嬉しかった。
そして、ここをオープンしようと思ったときの気持ちを思い出し、初心にかえるような思いがしました。
ワンちゃんが安心して過ごせることはもちろん、飼い主さまが困ったとき、不安なとき、少しでもお力になれる場所でありたい。
そんな思いで始めた老犬ホームです。
ここでお預かりしている間、豆たろうさんも飼い主さまも、少しゆっくりしていただけたらと思います。
そしてまた、大好きなお家で、大好きな飼い主さまと過ごす幸せな日々に戻っていく。
そのための準備のような時間になればいいなと思っています。








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